正義って一体何なんだろう。
僕は小学1年から高校3年まで野球をしていました。
厳密には最後の夏の大会前の6月までやっていました。
なんで最後の大会を目の前にして辞めたの?
って思う人が多いでしょう。
僕は、野球が大好きです。本気で甲子園を目指していました。
出身は沖縄のある離島です。
離島から甲子園は難しいと思い、親元を離れて、本島の甲子園にも出場経験のある高校に進学することにしました。
僕は入学してから毎日素振り最低300はやる。と決め、部活終わりにバットを振り続けました。その成果は早くも現れて、1年の秋には4番を打たせてもらえるようになりました。その後も何回かスランプだったり怪我があったりしたけど、順調にチームの中心選手になっていきました。
そんな中、私は2年の1月に腰を怪我して春はスタンドで応援になりました。1年の時から試合に出続けてきた僕にとっては、怪我したとわいえ、スタンドで応援することは初めてでとても悔しかったです。この悔しさを夏にぶつけてやろう。そう思ってリハビリを頑張って4月には練習に参加できるまでに回復しました。
やっと野球ができる。
そう思っていたときに、新型コロナウイルスによって学校が休校になり
それでも県独自の大会は開催されるということで、それに3年間の全てをぶつけよう。
そう決めました。
そんなある日、僕は野球部の友達の家に用があったので行くと、3年生の野球部数名が飲酒をしていました。僕はショックでした。甲子園がなくなった途端、やる気がなくなったのか飲酒に喫煙、深夜徘徊。その中にはキャプテンもいたし、ほとんどがレギュラーメンバー。
僕たちの一つ上の先輩たちがそうでした。
先輩たちは現役中に飲酒、喫煙をしていました。それにも呆れていたのですが、自分たちの代でしっかりやればいいと思っていたし、みんなも、先輩のようにはならないと言って新チームをスタートさせたので、信じていました。
そんなことがあっての、この件だったので、僕のやる気は一気に無くなりました。
それでもこのことは、先生たちは知らないし、僕が黙っておけば何もないことだったのですが僕のモチベーションは下がりきっていて、部活に行くのも嫌になり休みが多くなりました。
一人でずっと考えて、悩んでいるとどんどん体調が悪くなり部活だけでなく学校も休みがちになり、それを顧問の先生が心配してくれたのか、話をしようと持ちかけてくれました。
そこで僕は、先生に全てを話しました。
話した、というより、話さないといけないという雰囲気でした。なんの理由もなしにこれ以上、部活を休むわけにもいかないと思っていましたし。
そして、みんなにもこのことが知れ渡り、僕は飲酒をちくったやつ。になり、部活に戻れるはずもなく野球部を引退?しました。これは辞めたと言うべきかな。
僕は野球が好きだったから、こんなことをしてほしくなかったし、引退するまで真剣に野球に向き合いたかった。僕の好きな野球を汚された気持ちでいっぱいだった。
結局、親に何の恩返しもできないまま野球を辞めた。
野球は辞めても学校はしっかり行こうと思っていたので毎日休まず通った。
もちろん、野球部からは白い目で見られたし、陰で色々言われていることもわかってた。
ばぜか野球部以外からの目も冷たく見えた。
それでも僕のことを理解してくれる友達がいて、その人たちのおかげで休まずに1学期を終えた。
悪いことした人たちが最後まで野球を続けられて、そうじゃない人が退くことになる。
正義ってなんなんだろう。こんな性格が悪いのか?
見てみぬふりしたらよかったじゃん。そう思う人もいるかもね。
わかってる。それができたらこんなことにはならなかったし。
でも、僕にはできなかった。
頑張ろうとして前を向いている人の邪魔をするのはやめてほしい。
別に悲劇のヒロインを気取っているわけではありません。事実を述べいているだけです。
今は二学期の半ば。
時間が解決してくれる。という言葉があるように、何人かの野球部とは元通りになりつつあります。まだ嫌っている人はいるだろうけどね。
以上のことが、僕が野球を辞めた理由です。
今は進学に向けてアルバイトしてお金貯めています。
早く卒業したいな。笑
長々とすいません。
では👋